|あなたのチームがうまくいかないのは「無意識」の思いこみのせいです

2017年発売! 話題の「アンコンシャス・バイアス」とは?

アンコンシャスバイアス

アンコンシャス・バイアスとは、日本語では「無意識の思いこみ」「無意識の偏見」「無意識のとらわれ」など、さまざまな言葉で表現されている概念です。

実例としてよく知られているのは「男性だから」「女性だから」「理系だから」

「文系だから」「関西出身だから」「ひとりっこだから」「AB型だから」といった

ステレオタイプな決めつけを無意識にしてしまうことでしょう。わたしたちは知らず知らずのうちに、ついつい、偏ったモノの見方をしていることがあります。

例えば、あなたは誰かに対して「意外な一面を見た」と思った経験はありませんか?

多くの場合、実はその人に「意外な一面」があるわけではありません。

それは、あなたがその人に対して「そういう人だ」と思いこんでいることがあり、

そこに対して「意外だ」と思っただけなのです。

​このように、無意識のうちに偏ったモノの見方をしてしまうことをアンコンシャス・バイアス(unconscious bias)といいます。

チームや組織を導くリーダーは、自分のなかにあるアンコンシャス・バイアスの存在とその影響力を知ることがとても大切です。

※台湾で翻訳本が出版(2018年6月25日)

|チェックシート|これって私のアンコンシャス・バイアス?

次の文章をよんで「ある」「そう思う」と思ったことにチェックをつけてみてください

 

 □「あの人は理系だから」「この人は文系だから」といったとらえ方をしたことがある

 □前例がないことには不安になることがある

 □会議で良いアイデアがうかんでも、発言しないことがある

 □上司にはなかなか「ノー」といえないことがある

​ □「最近の新入社員は」や、「いまどきの若者は!」などと思ったことがある

 □お茶出しは女性がしたほうがいいと思う

 □食事代は男性が多く支払うものだと思う

 □女性は「すぐ泣く」「よく泣く」と思う

 □車の運転は、男性のほうがうまいと思う

 □家事(食事の準備・洗濯など)は、女性がしたほうがよいと思う

 □「△型の人は、〇〇タイプだ」などと、血液型で性格を判断することがある

チェックがたくさんついた方も、それほどつかなかった方もいるでしょう。しかし、このような無意識の思いこみは、誰にでもあることです。しかも、あなたにとっての「あたりまえ」「いつものこと」は、別の誰かにとっては「悩みの種」かもしれません。いったいどういうこと?と疑問をもった方は、ぜひ本書を読み進めていただければと思います。

|目次

はじめに 結果の9割は「無意識」の自分が決めている

あなたの行動に潜んでいる<アンコンシャス・バイアス>チェックシート

序 章 無意識の世界を知ることで、人も組織も変わる

 ●誰もが無意識のうちに偏ったモノの見方をしている

 ●アンコンシャス・バイアスとは?

 ●「裸の王さま」になっていませんか?       

 ●変化を妨げる3つのアンコンシャス・バイアス

 ●本音は相手にきいてみないとわからない      

 ●「今さら変われない」という思いこみを捨てる 他

第1章 「メンバーが理解できない」と嘆くリーダーへ 価値観の違うメンバーと信頼関係を築く

 ●メンバーへのイライラが爆発してしまう理由   

 ●自分の「こうあるべき」が裏切られたときに「怒り」が生まれる
 ●一次感情を素直に伝えることから始める     

 ●「若者だから」と決めこまない
 ●「意外」という言葉に隠された心理       

 ●ダイバーシティは、「半径数メートル」がカギとなる 他
 

第2章 「メンバーのやる気をひき出せない」と悩むリーダーへ メンバーの価値を高める

 ●メンバーのやる気は、言葉だけではひき出せない 

 ●リーダーが結果ばかりを気にすることの弊害
 ●「できてあたりまえ」という気持ちを捨てる   

 ●無意識のうちに「減点主義」になっていませんか?
 ●メンバーのミスを過剰に恐れない       

 ●メンバーの出番を奪う「何でもできる」という思いこみ 

第3章 「ビジョンが実現できない」ともがくリーダーへ 無意識の壁を乗り越える

 ●メンバーが「でも」「どうせだって」というワケ 

 ●「正解だから決める」のではなく「決めたことを正解」にする 

 ●結果よりも、メンバーの行動をみる       

 ●「運がいい人」とは? 

第4章 「イノベーションを起こせない」と苦しむリーダーへ 負のループから脱却する

 ●「あたりまえ」を疑い、変えること       

 ●イノベーションとは、無意識のモノの見え方が変わること

 ●自己満足が大きな壁をつくっている       

 ●成功体験が多い人ほど陥りやすいアインシュテルング効果

 ●「プレイ&タイム」を繰り返す         

 ●「若者、よそ者、変わり者」がイノベーションを起こす 

第5章 「働き方を変えられない」と困惑するリーダーへ メンバーの自律的成長を促す

 ●「多様な働き方を認める」ことに不安ですか?  

 ●誰のために、何のために働いていますか?

 ●リーダーのアンコンシャス·バイアスは、メンバーのキャリアに影響する 

終 章 無意識に振り回されない組織をつくる

 ●組織的なアンコンシャス・バイアスがもっとも危険

 ●あと出しジャンケンができなくなる雰囲気をつくらない

 ●誰にでもある嫉妬心              

 ●公式ルールよりも非公式ルールを重んじるというバイアス

 ●「自分ゴト」として動くか?「他人ゴト」として動かないか? 

おわりに アンコンシャス・バイアスは自分を変えるきっかけを与えてくれるもの

|感想

●無意識は、僕たちの言動、感情、考え方など、大きな影響を与えている。影響は、良い方向にも悪い方向にもはたらく。

当然だが、「無意識」なので自分で気がつくことは難しい。この本は、その「無意識の思いこみ」を知ることができる本だ。【リーダーの悩み】をもとにカテゴリ分けされ書かれているので、ひとつひとつが、自分の抱えている悩みや疑問にリンクして、自分ゴトとして読むことができる。文章もわかりやすい言葉が使われ、丁寧に書かれているので読みやすい。

「そういうことだったのか〜」「そう考えればよかったんだ!」って思うことばかり。
「リーダー」に関する本はいろいろあるけど、「無意識の思い込み」に焦点をあわせたリーダー本は他にない。無意識を意識しようとすることで、成長する「キッカケ」となる。僕は気になったところのページの角を折るのだが、この本は学ぶことが多すぎて角を折りすぎてしまった。この本を読む度に、自分の「無意識の思いこみ」について考えることができるので、定期的に読み返し、自分の無意識と向きあっていきたい。

​●最近昔に比べて「怒り」を覚える頻度が増した気がしていましたのでいいヒントを頂けました。共感出来る部分が多く、各章が振り返り易く構成されていますので今後悩んだ際に読み返したい本です。

●チームビルディングにつまづいてるリーダーの課題本にすることを決定。そして確かに「アンコンシャスバイアス」の本なのだけど、中に書かれていることはマインドフルネスでもある。

●「アンコンシャスバイアス」のことが、はじめてようやく理解できました。私の知る限り、「アンコンシャスバイアス」をテーマにした日本でははじめての本だと思います。研修もうけてみたいと思いました。まずは、今日から、「これって、私のアンコンシャスバイアス?」という問いを、早速、はじめていきたいと思います。

​●リーダーの無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)がメンバーやチームに大きな影響を与える。多くのリーダーは自分の思い込みに気づかない。まずリーダーは気づいていない自分に気づくべきだ。という主旨が心に刺さりました。

●書かれてある内容は、「あ、この傾向うちのチームにもある。」と場面が思い浮かぶことばかりで、現実とかなり近い内容でだったのが驚きでした。ビジネス書は「このケースは当てはまらないし参考にならないなぁ。」と思うことも多いので。 文字は多くないのですが、職場での色々な場面を思い出してしまい、手が止まってしまいました。

それくらい社会がアンコンシャスバイアスに取り囲まれているのだと思い知りました。

私は自分のために権力を使うようなひとばかりであまり好きではありません。

ただ、この人たちはアンコンシャスバイアスの住人なんだなーと思えるようになったことだけでも、気持ちが楽になり心が軽くなりました。また憤りが生まれる正体がわかったことで感情的にならずにすむようになりました。よかったです。 本を読んでからというものの、「いまのはアンコンシャスバイアスかな?」と感じることができるようになったような気がしてます。これが思い込みでなければよいのですか(笑) 本当に貴重な機会を頂けたこと感謝をしております。有難うございます。

台湾で、翻訳本が出版(2018年6月25日)

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